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角田山登山

大変ご無沙汰しております.

ときに皆さん,新潟市は西蒲区の角田山をご存知ですか?

角田山は,登山道の一つが角田浜の灯台に至るほど海に近い稀有な立地.また越後平野と日本海を一望できることに加え,荒海に削られた岩場が特徴的で,とても480mの低山とは思えない非凡な山塊です.個人的にお気に入りの山の一つでもあります.

今回はそんな角田山に登ってきましたので,その山行記録をば.なお記録は山行中に書いたメモをほぼそのまま記載しているので,違和感のある書き方にはご容赦を…笑


■山域:角田山(新潟市西蒲区)
■日程:2017/12月はじめ


■行動記録:
09:15 角田浜に到着.道中の車内はおしゃべりが弾む.12月の新潟にしては珍しく晴れて気持ちがいい.浦浜コースの登山口(海抜0m)は浜近くの国道沿いにある.体操して出発.

0933 標高190mくらいの斜面で小休止.何人かとすれ違う.天気いいしね~.登山道は先日降った雪のせいで少しぬかるんでいた.
0937 出発.おしゃべりしつつ賑やかに登る.
1018 350mほど.小休止.このあたりから登山道にも雪が見えてきた.普通の運動靴で来たので少し靴に染みてしまった.
1023 出発.
1030 山頂着.初登頂の連れもナイスファイト.積雪10センチほど.他の登山客も多い.山頂から10分ほど下りたところのお堂は景色がよく,そこで休憩することに.
角田山_171213_0022

1040 お堂着.県境の飯豊連峰まではっきり見える澄んだ空気と晴天.
角田山_171213_0014

『きもちいな 景色がきれい お腹がすいた』(字余り,季語「お腹がすいた」) by 連れ
だいぶ歩いたしね.お腹すいたのでカップラーメン食べよう.
角田山_171213_0025
(山頂で食べるカップ麺は山のロマン.ガスコンロの台(通称,「板」.アイヌ文様は真田の手彫り)は山での調理時にはまな板にもなる優れもの.)

1131 お堂出発.寒い中食べるカップ麺は最高だった.山頂からは灯台コースで下山する.
角田山_171213_0010
(角田浜に下りる灯台コース.角田山の登山道の中で一番楽しい)

下山途中,連れの靴がかなり濡れて冷えている.応急措置として靴を履く前にビニール袋を靴下の上からかぶせ,直接足先が濡れないようにする.雪山などで凍傷を避けるための措置だが,多少なりとも冷たさが和らいだようだ.

1325 灯台に下山.ここまで一本できた.稜線は風強かった.久しぶりの登山は楽しい.
角田山_171213_0003
(灯台コースの下山口.
よく終盤に犯人が追い詰められてるやつだ!このあと灯台下の洞穴を通って角田浜に戻る.海沿いの岸壁をくり抜いた道がカッコいい.)
角田山_171213_0030
以上.休憩込みで4時間ほど,行動時間(=休憩時間抜き)は2時間50分でした!例年より降雪がかなり早く,登山道がぬかるんでいたのは誤算でした^^;

今の時期こそ殺風景に見えますが,春になると登山道にはカタクリや雪割草が咲き乱れ,秋の紅葉や夏の晴天も心地よく,冬の荒々しい日本海も趣きがあるといった,季節ごとに飽きさせない顔を見せる山です.

角田山は街からほど近く,登頂まで二時間という難易度の低さ.さらに山の麓には小粋なワイナリーや温泉もあります.程よく疲れた体に温泉とお酒が染みわたるのは言わずもがな◎.新潟に起こしの際にはぜひ散策に出かけてみてはいかがでしょう✨

プチドライブ_171213_0003
(下山後に行った角田山の麓に立つワイナリー,カーブドッチの一角.いくつかのワイナリーや温泉が集まっています.季節で替わるジェラートは特におススメ🍦)
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山で使えるスマホのアプリ?

スマホのアプリで登山者の位置把握の実証実験へ

山岳遭難などの際にすみやかな救助につなげようと、スマートフォンのアプリで登山者が山の中のどこをいつ通過したかを記録するシステムの実証実験が、ことしの夏、浅間山や富士山などで始まることになりました。

この実証実験は、全国の自治体や山岳関係者の団体などで作る「全国山の日協議会」が行うもので、浅間山や富士山など全国の4つの山が対象です。

登山者がスマートフォンに専用のアプリを入れて、これらの山に登り、登山道の脇に設置された受信機の横を通過すると、通過時刻などのデータが記録され協議会のサーバーに送られる仕組みです。下山が確認できない場合は、事前に登録した家族などのアドレスにメールが届くほか、通過地点のデータから登山者の居場所が絞り込みやすくなり、すみやかな救助につなげられるということです。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170608/k10011010151000.html(NHKニュース)

大変ご無沙汰しておりますm( _ _ )m
さて,6月に入り山の残雪も溶け,いよいよ登山が本格化するシーズンになりました.私も今からどの山に登ろうかなどと考えて浮足立っているところです(笑)

しかし登山が本格化するシーズンは,遭難事故が多発する時期でもあります.特に警察庁の統計によれば,遭難事故の件数はここ何年も過去最悪を更新し続けており,改めて登山者自身の危機管理能力が問われていると言えるでしょう.
(出典:警察庁『平成27年中における山岳遭難の概況』)

ところで,近年ではスマートフォンやタブレット端末の普及に伴い,登山のシーンにおいても便利なアプリが多く登場しています.例えば文頭に転載したニュースでは,新開発のアプリを導入したスマートフォンを登山時に携帯することで,登山道脇の受信機とスマートフォンが自動的にすれ違い通信を行い,「その登山者が何時にどの地点を通過したか」といった情報を把握できるシステムの実証試験について書かれています.

このようなシステムは,もちろん登山者が遭難した位置をいち早く特定できるでしょうし,下山が確認できない場合は家族などに連絡がいくことも併せて,遭難者の救助を大いに早めることでしょう.いち早い救助が遭難者自身の生命のみならず,金銭的な面でも遭難者を救うことは,以前に弊ブログでも記事にしています

このようにスマートフォンとそのアプリは登山を快適,かつ安全にするために有用であることはもはや議論を待ちません.その一方,山でスマートフォンを使う上ではいくつか注意点があるようにも思われます.
そこでこの記事では,安全な登山のために有用なアプリをいくつかご紹介すると同時に,その注意点も考えてみましょう.

最初に紹介するのは,日本山岳ガイド協会の開発した多機能登山アプリ「COMPASS」です.ちなみに,冒頭で紹介されたアプリそのものであり,わたくし真田のイチ押しでもあります(笑) 

COMPASSには主に以下の機能があり,そのいずれも登山においては極めて有用なものです.順を追ってみてましょう.

①登山届の作成と,家族や警察への提出

②全国の山岳地図の無償ダウンロード

③噴火や気象など,自治体から発信された災害アラートの通知

④山域の天気予報

⑤近親者のスマートフォンへ定型文と現在位置の送信


このCOMPASSで提出できる登山届は簡易的なモノながらルートや装備,パーティ構成,緊急連絡先など必要最低限を抑えており,また手軽に警察や近親者と共有できるという点も併せて,実用性の高いものだと感じます.また紙媒体の地図が見られなくなった昨今,無償で国土地理院の地形図をダウンロードできることもあり,登山中のみならず,事前にコース状況などをイメージする上でも役立ちます.さらに自治体の発する噴火の情報や山域の気象を確認できる機能は,気象遭難のみならず戦後最悪の犠牲者を出した御嶽山の噴火のような事故も減らすことができるでしょう.


以上のような理由からCOMPASSは高い評価を得ており,静岡県など名峰を要する自治体に加え,日本山岳救助機構も使用を推奨しています.


次にご紹介するのは,救命・救急補助アプリ「MySOS」です.このアプリは以下のような点が可能です.

①救命措置,応急手当の手順の確認

②付近の医療施設,AEDの位置検索


以前に弊ブログでも指摘した通り,救急隊や医師の到着に先立ち,傷病者の生死を左右するのは付近の方々の救命措置に他なりません.これが人里離れ,行き交う人も少ない登山時であればなおさらのこと.


しかし実際のところ,消防や赤十字の実施する救命講習会を受けていなければ,いや例え受けていたとしても,必要な手当を瞬時に選択し実施することが困難であることは,火を見るよりも明らかです.そのようなとき即座に手当の手順を確認できれば,これほど心強いことはありません.このようなアプリの有用性は明白です.


また,付近の医療施設を簡単に検索できる点も評価すべきでしょう.特に登山では,土地勘のない場所に赴くことがしばしば.骨折や捻挫など,救急車を呼ぶほどの生命の危機ではないが,出来るだけ早く医師の診断を受けさせたいという場面で,医療施設の検索機能は大いに役立ちます.無論のこと,怪我をしたのが町中であっても同様です.